障がい者雇用に携わる人としては、11月末はひと区切り…。そう、雇用率のとある条件を達成してないと”行政命令”に入りますよ~の期限です。
期限が区切られると、人は焦って、思わぬ行動をしてしまいます。今日はそんなお話しです。
目標と目的を混同しない
雇用率の達成は「目標であるとは思いますが、目的ではありません」
ここのマインドを間違えると、ただただ、人材紹介フィーだけがかさんだり、周囲が疲弊して、配属先がどんどん少なくなる採用になりがちです。
期限が区切られると、焦ります。それは人間の心理です。何だかわかんなけど、後になって、自分でも「???」が付く様な決断をしてしまうのです。
だから、焦らないように、日ごろから準備しておきましょうね…なんていう”耳タコ”な話をするつもりはないのですが…。焦って採用するよりも、いっそ命令に入ったとしても、本腰入れて向き合う採用をした方が、よっぽど素敵な採用ができる!!という気持ちなのですが、そういうわけにもいきませんので…。
焦らず、素敵な採用を!
「という事で、行政命令に入りましょう!」と言っているわけではなく、切羽詰まった時期ですが、焦らず、心を落ち着けて…
面接のときにどんなことを聞いたらいいのか…着眼点はどこなのか?そんなコツがあるので、それを1つご紹介します。特に、エージェントから採用しようと思っている企業様は、ここはよ~く聞いてみて!というところです。
実はとってもシンプルなんですが…案外誰も教えてくれない…。ハローワークで、毎日求職者とキャリア面談し続けた…見極めのコツも併せて…。
質問のコツと見極めの肝
「配慮事項は特にありません!」…。とか、「メモを取る時間があれば、他は特に…」「通院のお休み位です…」みたいな、困り事は特にないんです…という場合。追って質問して欲しい事があります。
「支援者からどんなアドバイスがありましたか?」
「主治医の先生は、はたらくに当たって何かアドバイスをくれましたか?」
これ、聞いてみてください!
配慮事項を確認することには、何が必要なのか、それが提供できるのか??…という基本情報として聞く意味も、もちろんありますが、そこだけではありません。アドバイスくれる人とどんな関係性をつくる方なのか…のヒントが見つかるポイントでもあります。その関係性の作り方や思考の癖の様なところが、貴社の風土や現場の様子にマッチするのか…その見極めが肝です。
ここで「配慮事項がない!じゃぁ、即戦力で活躍してもらえそう!!!」と焦ってしまうと…後でミスマッチになりがちです。「あるからダメ、無いからいい」という単純な結論ではないのです!「配慮事項を聞きましょうね…」というアドバイスまではよくあると思いますが、実は、それを聞いたその先の質問に「肝」があるのですね…。
まだまだ、大切なコツやツボは沢山あるのですが、ここではご紹介しきれません。続きが気になる…もっと詳しく知りたい…そんな方は、お問合せフォームよりお申し込みください。タイトルに「資料請求 採用・面接のコツ」とご入力ください。
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